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moreNOTE ロゴ 【墨田区】
監査委員事務局で導入!紙の大幅削減、持ち運びが楽に
ペアリング機能を使うことで監査内容の説明がわかりやすく

墨田区監査委員事務局は、監査業務のペーパーレス化に向けてmoreNOTEを導入した。監査委員事務局に必要な10IDから利用できる柔軟性と、監査委員事務局の運営に適した機能、丁寧なサポート体制が導入の決め手となった。導入後は年間約25,000枚の紙資料と131時間の事務作業削減を見込み、資料の持ち運びや監査時の説明効率向上にもつながっている。

導入効果
  • 年間約25,000枚の紙資料削減を見込む
  • 年間約131時間の資料準備・配布業務削減を見込む
  • iPad1台で資料を持ち運べるようになり、出先監査の利便性が向上した

インタビュー

10IDから導入できる柔軟性と丁寧なサポートが導入の決め手

moreNOTEの導入を検討した当時の状況について、教えてください。

墨田区の監査委員は有識者と区議会議員が合計4人、監査委員事務局は事務局長と常勤職員が4人、会計年度任用職員(非常勤職員)が2人です。監査は監査委員が実施する委員監査と、事務局が実施する事務監査に分かれており、多い月だと15日以上監査を実施しています。例月出納検査などは庁舎内で行いますし、出先施設や財政援助団体等監査の際には対象となる施設などを訪問して行います。
監査の前には、所管する部署に資料の提出を依頼して資料を7部ずつ用意してもらっていました。多いときは、両面印刷で400ページ近い量になることもありました。全庁的にペーパーレス化が進んでいるにもかかわらず、監査委員と庁内との資料共有手段が整備されておらず、紙資料による運用を続けていたため、このままではいけないと監査委員事務局でペーパーレス化の検討を開始しました。
大きなトラブルが発生していたわけではありませんが、効率的な運営ができないかと考えたことが、導入を検討するきっかけでした。

導入にあたっては、どのように進めましたか?

ペーパーレス化の検討にあたっては、教育委員会や区議会事務局、介護保険課、他自治体の監査委員事務局などへヒアリングを実施しました。しかし監査委員事務局で必要なID数は10ID程度で、多くの製品が50ID単位の契約を前提としていたため、規模に合うシステムが見つからない状況でした。
そうしたなか、2024年12月にICT推進担当が開催した「SUMIDA×DX展2024」に参加し、以前から認識していたmoreNOTEについて改めて話を聞く機会がありました。10IDから契約できるうえ、担当者に「オフラインでも使用できるか」など監査委員事務局での利用を想定した質問をしたところ、不安点を解消することができ、監査に合ったシステムだと感じました。
詳しい話を聞きたいと考え、ICT推進担当とも相談しつつ、翌年2月に富士ソフトの担当者に来庁してもらい、説明を受けました。「委員が端末を紛失した場合の対応」など、懸念点をいくつも質問しましたが、担当者はすべてに答えてくれました。この担当者の対応も、導入の決め手になりました。

メモやしおりなどの機能を使えば紙資料と使い勝手が変わらず便利

本格導入までのスケジュールをお聞かせください。

2025年5月にトライアルを実施し、富士ソフトの担当者には監査委員と事務局長に対してプレゼンテーションをしてもらいました。特に良いと思ったのがペアリング機能で、これは発表者が操作している画面が参加者全員の画面に表示されます。例月出納検査では毎月1回、会計管理者が説明をするので、この機能を使えば説明がしやすくなるだろうと感じました。
また、監査委員事務局の規模に合わせて利用できる点も評価し、ICT推進担当にシステムを導入するための申請を行いました。
申請が通ったので、予算の要求に進みました。その際には、moreNOTEの導入により年間約25,000枚の紙と131時間の事務作業の時間を削減できると見積もりました。委員に渡す前には、資料を紐で綴じたりタグシールを貼り付けたりしなければなりません。所管する部署から資料が届くのが遅れれば、事務局が委員へ資料を届けていたので、職員の移動時間もかかっていました。そうした作業時間が削減できると見込んだのです。予算化されたため、13インチのiPadを7台リース契約し、moreNOTEのアプリをダウンロードし、2026年4月から本格導入しました。

委員の反応はいかがですか?

紙資料に比べて持ち運びが楽になったという声がありました。多い月は、紙袋いっぱいの資料を委員に渡していました。委員は出先施設や外部団体の監査をするときに紙資料を持参していたので、それがiPadのみで済むようになったのです。
また、資料を使用した後は、各委員に廃棄してもらっていましたが、廃棄の手間も減ったと思います。これまでと同じように手書きメモができるうえ、しおり登録を使えば、監査に行く前に気になったところにしおりを挟み、監査中に確認して質問もできます。検索機能があるので、紙資料よりも気になるところを探しやすくなっています。
本格導入にあたっては、委員への操作説明を実施したうえで運用を開始しました。利用開始後も大きな混乱はなく、監査委員の皆様にスムーズに活用いただいています。

2画面表示とペアリング機能で監査時の確認・説明がスムーズに

特に役に立っている機能はありますか?

2画面表示によって、計画と結果を並べて表示できて便利です。たとえば「計画と結果の数字が違う理由は何ですか」と質問するときに役立っています。トライアルの際にペアリング機能が便利だと感じましたが、実際に使ってみると、発表者が資料のどこを指しているのかがわかり、楽だと思いました。

導入によって紙の使用量の減少は感じていますか?

監査で使用する紙は、事務局の紙ではなく所管する部署の紙です。そのため、使用量の減少は具体的にはわかりません。ただ、今までは資料を7部提出してもらい、事務局で確認し、修正があれば修正した後に再度7部提出してもらっていました。今は、まず紙で1部提出してもらい、事務局でチェックします。その後にPDFデータで提出してもらっているので、紙の使用量は確実に減っているはずです。
さらに、moreNOTEに資料を登録する作業はありますが、紙資料を綴じたりタグシールを貼ったりする作業が不要になりました。

これから導入を考えている自治体にアドバイスをお願いします。

所管する部署にPDFで資料を提出してもらう場合は、紙資料をPDFにする方法を統一してもらった方がいいと思います。紙資料をスキャンすると、縦向きと横向きの資料が混ざり、読みにくくなります。スキャンすると、かすれて読みにくい場合もあります。最初は私たちもPDF化するにあたってさまざまな方法があるとわからず、もらったデータがばらばらで苦労しました。今は、PDFにする方法を前もって指定し、統一したデータを提出してもらえるようになりつつあります。
導入初期はデータ形式の違いに苦労したものの、運用ルールを整備することで安定した運用につながっています。

【墨田区とは】

墨田区は、東京都の東に位置し、隅田川や荒川、旧中川などの水辺に囲まれた、歴史、文化、伝統が今も息づく、下町情緒豊かなまちです。江戸時代には勧進相撲が行われ、現在も相撲の聖地として賑わう両国、江戸時代の川開きに端を発する隅田川花火大会といった、江戸時代からゆかりのあるものが、現在も生き続けています。江戸時代からの職人の技である「江戸切子」や「江戸木目込人形」などの伝統工芸品も大きな魅力のひとつです。このように、墨田区は、江戸時代から続く伝統的な文化と「東京スカイツリー®」をはじめとした近代的な文化が共存しあう、とても魅力的なまちです。また、路地に足を一歩踏み入れてみると、どこか懐かしい昔ながらの下町の風景が今も残り、新しさと懐かしさが自然に溶け合っているのも墨田区ならではの特長です。

プロフィール

監査委員事務局
(左から)
会計年度任用職員 長尾 透氏
監査委員担当係長 坂本 由子氏 
監査委員担当係長(課長補佐) 後藤 美津子氏

自治体名: 東京都墨田区
所在地: 〒130-8640 東京都墨田区吾妻橋一丁目23番20号
導入時期: 2026年4月
URL: https://www.city.sumida.lg.jp/
※当事例は2026年9月時点の情報です。

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